今日は土曜日なので、
たまにはゆるりと、
あまり話さない音楽の方の仕事のこと。

私は千葉市の音楽教室でサクソフォン講師をしています。
今日もそこでレッスンしてきました。

また時には学校の部活動指導することもあります。
そんな中、
先月とっても濃いお付き合いをした学校が１校あるのでご紹介したいと思います。

それはお隣の市の小学校。
部員は少なく20名弱。

当時１か月後に市内音楽コンサートを控えているのに、
基本の指使いも覚えきれていない子がたくさんいて、
曲の４分の１程度しか譜読みができていませんでした。

私へのご依頼は、それを期日までに仕上げること。

ものすごくタイトなスケジュール。
時間がない。

練習時間は朝練の30分のみでもともと放課後練習していない学校だったので、
まずは放課後練習が絶対なことをお伝えし、
朝練・放課後練、
可能な限り通って部員ひとりひとりの譜読みレッスン。
くりかえし譜読みができたらくりかえし吹いてみて、
それができたら合奏。

部員みんな頑張って頑張って、
なんとか全部通せるようになり、
音色のことまで気にかけられるまでに。

１か月がたって無事本番が終わり、
最後の日に部員の子達からお手紙をいただきました。

「いつも困っているときに助けてくれてありがとうございました。」
「キレイな音で吹けるようになったから前よりも吹くのが楽しくなりました。」

と書いてありました。

初めて会った時に暗い表情で吹いていた子ども達が、
こんな明るい顔でハキハキと話し、
吹くことが楽しいって思えるようになって、
私もこの仕事しててよかったなって思った瞬間でした。

こちらこそどうもありがとう。
また来年会いましょう

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